皮膚科専門外来動物病院  
                       
  自己免疫性皮膚病 
       

原因 免疫異常て゛自己の細胞を免疫が攻撃し正常機能を妨害、

  臨床的変化は把握されて診断は可能となっている。


治療 免疫抑制剤の長期服用で克服可能で、処方と期間の調節が

 誤ると・副作用の為に悪化する事が有り専門性が左右される。


予後 上手にコントロール出来れば治癒に誘導出来る。
      
  
自 院 経 験 し た 症 例 画 像 集

1尋常性天疱瘡 2 尋常性天疱瘡 3.全身性紅斑性狼瘡 4全身性紅斑性狼瘡 5 ジュウリンク皮膚炎
6全身性紅斑性狼瘡 7全身性紅斑性狼瘡 8 尋常性天疱瘡 9 尋常性天疱瘡 10 ホヒト小柳原田病
11皮脂腺炎 12 落葉性天疱瘡 13紅斑性天疱瘡 14 紅斑性天疱瘡 15 増殖性天疱瘡
16 尋常性天疱瘡 17 尋常性天疱瘡 18 尋常性天疱瘡 19 尋常性天疱瘡 20全身性紅斑性狼瘡


皮膚病に強い動物病院を探し又は紹介で治療を受けて下さい。
      
診断名を正確に告知される事、気長に根気よく・予防しながらの治療

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皮膚科専門外来動物病院  2018/06/15日  171

  尋常性天疱瘡

大型雑種 避妊雌 13歳 18kg 栄養中の下

他院で皮膚寄生虫・毛包虫か疥癬虫の診断で治療を受け良くならず

知人紹介で受診して来た、直ぐに尋常性天疱瘡の診断が付いた。

↓ 初診時の尋常性天疱瘡の皮膚変化     

↑ 治療開始 7カ月後の 改善された皮膚・変化 ↑ 

免疫抑制剤・抗アレルギー剤の内服薬の治療を厳守

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皮膚科専門外来動物病院    2015/10/01日号  102

   
尋常性天疱瘡

イタリアングレイハンド 雌 84.3kg 栄養下

全身性膿皮症で受診・細菌検査で適正抗生剤使用
治癒する。
4カ月に全身性に膿皮症の再発で来診
自己免疫不全性の皮膚病と診断

           

A 鼻から頭部に掛けて隆起性の痂皮性の膿皮症を示す

B 四肢末端の炎症性脱毛・局所性の膿皮症(普通の膿皮症と異なる

C 四肢の広域膿皮症は非定型的
が特徴の病変

D 背中・体側の膿皮症は非リング性で良く観察で判明する

E 踵前後の炎症軽度の脱毛性変化は典型的膿皮症と判別可能

 ↓治療4カ月後 経過良好 

F 顔・頭部の病変は良好
 見栄えが良くなっている

G 四肢・指端の炎症が消退
 発毛開始している

H 背中・体側の膿皮症変化
 無く綺麗になる

I 四肢の炎症性脱毛域は
 好転 発毛開始している
J 踵から指先に及ぶ炎症も
 消退 発毛良好

  経過

初診症状は全身性の膿皮症であった、4カ月後に再発した時点で
尋常性天疱瘡病と判明したので免疫抑制剤の投与開始。

治療開始4カ月後の写真と比較すると症状が改善している

 診断 尋常性天疱瘡病は初め膿皮症に酷似し、
 治療・観察を密にして再診断が可能となる

治療 免疫抑制剤の内服継続で好転する抑制剤
減量又は中止は再発・悪化するので注意する。



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皮膚科専門外来動物病院  2014/09/01日号  100

自己免疫不全性皮膚病 
皮脂腺炎

  秋田犬 8歳 去勢雄 32kg 栄養良

肛門周囲腺腫の手術、皮膚に関しては血液検査・皮膚掻爬検査・ 

診断名が不詳で、ステロイド
5mgの錠を16
14日間内服を

継続し・抗生剤・シヤンプーの指導・で良くならず転移・来診。


                
来院・初診時の写真

 被毛粗造に乾燥性で光沢なし・これといった皮膚の変化が少ない、只皮膚・被毛の粗造性が目立つ・体臭は変化が少なく・異臭性は無く、まばらな暫毛性脱毛が特徴

被毛の乾燥性は時期にも依るが年中乾性被毛が目立ち下毛・綿毛が欠防しているので見すぼらしいと表現が適しているので、一口に地肌の乾燥との表現が適している。

全身性被毛色素の減退が目立つが、斑状脱毛性はなく・なんとなく粗造性の脱毛変化が目立つ・所謂みすぼらしい形容の被毛が特徴で、被毛は乾燥状態を維持している

被毛の変化は写真では前肢の部分に毛が薄くなり・微かに色素沈着が有る・これが本疾患の特徴で・多くは原因不明の脱毛として見逃される、しかし皮膚の乾燥があることを見逃しやすい。

診断 皮脂腺炎 完治には3-.4年掛かる難病

誤診し易い皮膚病 秋田犬に多く発生する傾向がある。

   甲状腺機能低下の要因も随伴する。

治療 自己免疫性処方の13回内服 ビタミンAEF 

    外用塗布薬 抗生剤及びシヤンプーは無効である。
 

予後 自己免疫不全性皮膚病であるので、治療は長期間を要する
 
 
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 皮膚科専門外来動物病院   2014/04/01日号  63

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 雑種 雄 10ヶ月 11kg 栄養中 

去年の11月に近医に診察を受けた 診断不明と告げられ

抗掻痒剤と抗ヒスタミン・サプリメント・抗生剤を処方され

様子を見るに眼周囲も症状が広がり悪化し炎症が下顎・口の端に

波及し確実に広がりを見せる状況に耐えられず皮膚科専門病院

が有ると知り転院・来診した。

初診時と17日・45日経過後の皮膚変化

A   初診時の眼瞼周囲は硬化し・色素沈着を起こしており表皮が肥厚・隆起した部分が剥離し出血を起している、毛包虫の寄生時に似ているので注意

B  17日経過 硬化ブロック状であった眼周囲の皮膚が色素沈着は残るものの硬化肥厚が正常化し剥離・出血共に無く落ち着き始めている、
耳介辺縁の脂漏性変化は
慢性皮膚炎の様子 

C 45日経過 飼い主様よりの写真、掻痒性は低下して眼周囲の厚い痂皮は脱落改善して本来の状態に発毛し他の部分と病変だった部分の境が分からない程に完全回復している

   

  

D  初診時口周囲 初診時 硬化肥厚した皮膚が下顎端から口角まで広がっている

E 17日経過 脂漏塊は消失し、炎症も薄くなり、痒みが無くなりほぼ通常の状態に戻っている

  F 45日経過 飼い主様より送付された写真か ら口周囲の本来の状態に戻り、病変部位が分から ない程に回復している

診断 自己免疫不全 

治療  免疫抑制剤  ビタミン剤 A E・Fの内服

免疫抑制剤で回復が早くなったと考えられる

 この疾患は治療を中止すると再発する可能性がある皮膚病なので 

内服の最低維持量を慎重に経過・観察し継続治療する事が重要
 

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皮膚科専門外来動物病院  2013/07/01日  47号

  全身性紅斑性狼瘡

   コーギー 去勢雄 10歳 9.2kg

転医2回・診断病名が無くステロイド剤と抗菌シャンプー
3ヶ月前頭部・肉球間の化膿・糜爛で動作緩慢・肛門糜爛
排便困難・痩せる元気消失。

皮膚科専門の動物病院をネットで知りメール診断を依頼した。

過去の写真10数枚(健康時2.3ヶ月前4枚。現在時9)同封


  
2.病態画像      (メール診断依頼時の写真)

頭頂部脱毛糜爛・血痂形成
鼻梁脱毛色素沈着

頭頂部脱毛糜爛・血痂形成・鼻梁脱毛色素沈着

眼瞼周囲・口唇脱毛・
糜爛・厚層血痂 
(全身性紅斑性狼瘡)

鼻鏡-上口唇・潰瘍性糜爛 (全身性紅斑性狼瘡の特徴)

右体側面 広域の脱毛・
糜爛性・血痂・舐性・掻痒


腹 内股・肥厚性糜爛 
(紅斑性狼瘡の特徴)


後肢 広域性糜爛
血痂・舐性・掻痒


肛門 糜爛性肥厚浮腫
 排便時疼痛

全身の脱毛が40-50%と糜爛面と血痂形成多数に化膿臭
糜爛面の血痂各所 3-4ヶ月間で病状悪化は急性の
自己免疫性皮膚病で適切の診断・治療が実施しない場合
進行が早いのが多々見られる。
全身性に紅斑が出現する・又頭部顔面が特定の

診断 全身性紅斑性狼瘡 
 
(皮膚科専門医でないと診断が困難



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