クッシング症候群 (副腎機能亢進症)

            (副腎ホルモン過剰分泌症)

    皮膚科専門外来動物病院  2012/07/05日号  通巻18号

 クッシング症候群  膿皮症 副腎ホルモン亢進 


   患犬の病歴      
   
シーズー 雄  13歳  6.1kg  栄養低下   
   2ヵ月前に全身性の稀毛が目立ち両腋窩及び大腿内側に糜爛性血痂が発生
   更に両耳介と、背面にもニキビ様な血痂が見られるようになった。
   前医はクッシング症候群を疑い紹介で来院した。
   

    初診時の画像  (下の画像は当皮膚科へ来診時の皮膚変化) 

 両胸則周囲脱毛.色素沈着 両腋窩の炎症肥厚性皮膚変化    腋窩の炎症肥厚性皮膚病変
  背面脱毛・面包様変化
  下腹面稀毛・皮膚非薄・膨満        下腹静脈明視・肝臓肥大あり

 
    診断
  視診的診断 前医の診断と同様 クッシング症候群

       但し 視診と検査数値から 擬性クッシング症候群(肝機能性)

   治療方針  

       強肝剤 ビタミン剤 抗アレルギー剤 シクロスポリン

      二週間後に再度血液検査を指示
   飼育指導
     栄養改善 固形フード半分、人の食事半分 牛乳 魚を多く与える
      シャンプー禁止、散歩運動から帰ってから足を洗わない、拭くだ

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