皮膚科専門外来動物病院 更新月日 2017/01/15
過去60余年間に当院で診察した症例写真・新たに編集し
当院は皮膚科専門病院で皮膚科以外は受付致しません
病変部位別 皮膚変化の写真集
愛犬の皮膚患部の部位に移動・考察して下さい
正確な診断 的確な治療は経験豊富による
10数種の部位を順次検索して該当疾患を探す*
*******************************************
----------------------------------------------------
皮膚科専門外来動物病院 2015/08/15日号 通巻98号
腋窩(脇の下) の皮膚病
貴方の愛犬がどの写真に似ていますか、
腋窩の皮膚変化は多様性で診断が難しい、幾つかの検査と多くの
経験の積み重ね、治療する薬品も単純でなく・色々の混合処方を効果的
使用しなければならない。
先ず正確な診断が大切で、診断が正しくなければ、治療が立てられない
確実な診断が大切で下の写真の様に変化が多いので比較参考に。
![]() |
![]() |
|||
1 アレルギー*ハウスダストアトピー*・ グレイド(3.5) 発病後半年以上経過している、此の時点で診断が確定可能・長期内服加療する。 |
2 |
3 |
4 |
5 |
![]() |
||||
6 毛包虫感染(別名アカルス)・グレイド(3.9)感染後2年以上経過している、全身性に寄生していて過去にステロイドの過剰使用があった・長期薬浴・内服継続。 |
7 毛包虫感染(別名アカルス)・グレイド(4.0)感染後1年以上経過している、ステロイドの過剰・大量の使用・副作用で急性全身性に炎症増加した。 |
8 疥癬虫感染・グレイド(3.7)全身性に感染している、発症後8カ月経過しているが毛包虫が急性に増殖し掻痒・慘出液の過剰分泌が著明・人に感染する。 |
9 脂漏性皮膚炎・グレイド(3.6)脂漏性の原因究明が先決事項・原因疾患の治療が適正なれば脂漏は軽減し治癒に至る(原因追求が大切) |
10 膿皮症(老齢性)・グレイド(3.6)10歳位上でのホルモン減退・免疫低下が細菌感染を助長しているので抗生剤の効果が期待出来ない・慢性経過を取る |
![]() |
![]() |
|||
11 膿皮症(アレルギー体質)・グレイド(3.8)ハウスダストアトピーの慢性化して抗生剤連用で多剤耐性菌となって重複慢性感染症にKPS塗布薬の効果が有る。 |
12 甲状腺低下症・グレイド(3.4)去勢による男性ホルモンの低下に関連して甲状腺ホルモンの低下はホルモンバランスの悪化で毛質の低下希毛性脱毛・更年期障害の現れ。 |
13 常同障害(神経障害)・グレイド(3.5)飼い主や家族の接触頻度が低い場合が誘引・原因となっているので、飼育環境の改善するのが最良の治療になる。 |
14 偽クッシング症候群(別名アロペシアX・ポメラニアン脱毛)・グレイド(3.6)頸・肩・腋窩・前胸・体側の被毛が希毛性脱毛・完全脱毛・色素沈着が起きる前兆。 |
15 偽クッシング症候群(別名アロペシアX・ポメラニアン脱毛)・グレイド(3.8)で軽度のアレルギー疾患が重複しているので・アレルギーと混同し易い。 |
16 好酸球性皮膚炎・グレイド(4.0)血液中に好酸球数が極度に増加するので常時血液中に好酸球数を検査しながら治療するが数年掛かる。 |
17 .中毒性皮膚炎の経過良好時・グレイド(3.5)発症時は表皮溶解があり治療経過が良い場合色素沈着・乾燥・発毛してくる。 |
18 白斑(しろなまず)・グレイド(3.4)血統・遺伝性・免疫異常等・特発性を否めない、治療は確立していないが生命に危険がない。 |
19 .医原性クッシング症候群・グレイド(3.5)消炎剤としてのステロイド剤を長期内服しての副作用が軽度の場合に発症する。 |
20 医原性クッシング症候群・グレイド(3.6)消炎剤としてのステロイド剤を長期・大量内服しての副作用が重度の場合に潰瘍性痂皮を発症する。 |
![]() |
||||
21 セルトリー細胞腫・グレイド(4.0)普通は睾丸から男性ホルモンが生産・分泌するがセルトリー細胞が異常に増えて女性ホルモンの生産・分泌過剰の結果脱毛が増える。 |
22 ブロンズイング皮膚炎・グレイド(3.5)ダルメシアン犬種に特異的に発生する特殊の例で染色体異常が原因で犬種遺伝病・内服で治療可能。 |
23 落葉性天疱瘡(自己免疫不全性皮膚病)・グレイド(3.8)免疫系統の異常で突然に発症するので予測が不可能・長期免疫抑制・改善剤の内服で回復・治癒する。 |
24 紅斑性天疱瘡(自己免疫不全性皮膚病)・グレイド(3.8)免疫系統の異常で突然に発症するので予測が不可能・長期免疫抑制・改善剤の内服で回復治癒する。 |
25 肥満細胞腫症(肥満細胞 |
皮膚科 動物病院 更新月日 2013/08/15 * 過去60余年間に当院で診察した症例写真収録を・新たに編集したものです * 当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません |
||||||||||||||||||||||||
皮膚科専門外来動物病院 2013/08/15日号 通巻50号 頭部の皮膚病
検査 視診検査 血液検査 ホルモン検査 皮膚掻破検査 細菌培養検査 真菌検査 病理組織検査 診断 診断の根拠となるエビデンスの交付と説明する病院は信頼が出来ます。 ただ皮膚病ですねと言って 正式の診断名を告げず・説明も無く、注射・薬を出す ところは良くありません。 治療 治療方法は診断名に因って様々です・又同じ診断でも病期に比例して異なります。 治療開始して一定期間後に治療効果の適時治療法を変換する事もあり、 しかし効果がなければ転医するか・セカンドオピニオンをして早く 皮膚病を楽にしてあげましょう。 注意事項 シャンプーしてはいけない皮膚病は膿皮症飛び火で広がり悪化かします。 栄養状態 皮膚病のみに気を取られ患犬のコンディションが良くなければ皮膚病は治りません。 散歩・運動 は1日2回・舗装した道路、繁華街、人車の頻繁な街を30-40分、裏道・草むら・農道を避ける。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
皮膚科専門外来動物病院 2013/09/15 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
動物皮膚病図鑑 2013/09/15日号 通巻52号 アレルギー 毛包虫 膿皮症 自己免疫性 -------------------------------------------------------------- 肘から前肢 の皮膚病 (指・肉球間を除く) グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする 最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
どの様な経過をしたか細かく聴く先生を選んで下さい。 検査 検査項目は問診・視診に因って血液検査・ホルモン検査・皮膚掻破検査・細菌検査等選択します。 検査結果を紙面と説明を優しく飼い主に理解出来る様な説明をする先生を選びましょう。 犬種により2kgから30kgと差が有るのでの薬は体重1kgに対してxmgとか細かい計算するので、 薬の説明 どの様な薬か紙面と口頭で説明する先生が信頼出来ます 動物のコンディションを診察して栄養指導管理をする先生を選びましょう。 |
皮膚科専門外来動物病院 2013/10/15日号 54号
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
四肢・指間 の皮膚病n31buii.htm#33sikan へのリンク
グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする
最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
![]() |
|||
A.家庭ダニ症候群の初期 グレイド (3.5) 頻りに舐めるので発見する 抗ダニ剤と自動処方で治癒 舌下減感作療法も効果適 |
B.慢性家庭ダニ症候群 グレイド (3.8) アレルギー反応が長いとなる 抗ダニ剤と自動処方が適す 治療は長く掛かる |
C.家庭ダニ症候群の中期 グレイド (3.7) 治療を開始しないとこう成る 舌下減感作療法を併用する |
D.慢性毛包虫症 グレイド (3.8) 感染後発見が遅い症状 内服薬・注射・藥浴を気長に |
E.急性毛包虫症 グレイド (3.8) 寄生と細菌感染合併症 アカルス(寄生虫)細菌平行治療 内服薬・注射・藥浴を気長に |
F.慢性化膿性毛包虫 グレイド (3.8) 感染後放置しての結果 細菌培養検査・抗生剤の選択 内服薬・注射・藥浴を再発あり |
G.指間膿包 グレイド (3.6) 毛穴に細菌感染症 細菌培養検査・抗生剤の選択 免疫低下の可能性・再発注意 |
H.指間潰瘍 グレイド (3.7) 毛穴に細菌感染の破裂症 抗生剤の選択・洗浄・包帯 エリザベスカラーを適用する |
I.深部膿皮症 グレイド (3.8) 皮下織に特殊な細菌感染 細菌培養検査・抗生剤の選択 再発があるのでワクチン適用 |
J.表皮膿皮症 グレイド (3.4) 皮膚表面の細菌感染 細菌培養検査・抗生剤の選択 エリザベスカラーを適用する |
K.中足骨膿皮症 グレイド (3.4) 肉球後面毛包細菌感染症 抗生剤に抵抗するので 膿汁圧出し銀軟膏が効果適 |
L.肢端舐性皮膚炎 グレイド (3.5) 神経末端刺激異常 常同傷害が潜在するので 飼育環境の改善が効果適 |
![]() |
|||
M.皮膚真菌症 グレイド (3.9) カビ感染が長いと酷くなる ウッド灯検査・検鏡・培養検査 抗真菌剤・内服・塗布・防舐性保護 |
N.アカントージスニグリカンス グレイド (3.8) ダックス・小型犬特有のアレルギー 慢性化したアレルギーで治療長期 個体別.舌下減感作療法が最適 |
O.乾 癬 グレイド (3.7) 自己免疫異常で発症 自己免疫性皮膚病で長期間 抗アレルギー・自動処方を服用 |
P.肢端塞栓症 グレイド (3.8) 血管の血液が詰まり壊死する 血管栓塞・血栓・フイラリア・自己免疫 末端細胞の壊死で治癒困難 |
![]() |
![]() |
||
1 急性湿疹 |
2 アレルギー |
3 ハウスダストアトピー グレイド(3.3 |
4 ハウスダストアトピー グレイド(3.4 |
![]() |
![]() |
||
5 ハウスダストアトピー |
6 毛包虫感染 |
7 毛包虫感染 |
8 毛包虫感染 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
9 毛包虫感染 グレイド(3.7) |
10 毛包虫感染 グレイド(3.8) |
11 苔癬化症候群 |
12 慢性脂漏疹 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
13 慢性脂漏疹 |
14 アルテリナリア感染 グレイド(3.4) |
15 真菌感染 |
16 真菌感染 |
17 カラーミュタント脱毛 |
18 偽クッシング症候群 |
19 疥癬感染 |
20 自己免疫不全 |
A.アレルギー グレイド (3.6) アレルギー反応が強く出現 慢性的ハウスダストアトピー 抗アレルギー剤自動処方で治癒 舌下減感作療法も効果適 |
B.パターン脱毛 グレイド (3.6) ダックス・小型犬特有のアレルギー 特定犬種に発生する・長期間 抗アレルギー剤自動処方で治癒 |
C.慢性外耳炎 グレイド (3.8) 治療を放置した慢性化した外耳炎 多くはアレルギーが原因で 抗アレルギー剤自動処方を応用 |
D.耳辺脂漏性 グレイド (3.7) 耳辺の慢性脂漏症 基礎疾患疾患にアレルギー 耳辺に銀軟膏が効果的 |
![]() |
|||
E.耳疥癬感染 グレイド (3.8)疥癬虫の感染が慢性化 内服薬・注射・藥浴を気長に 人・畜共通感染するので注意 |
F.化膿性外耳炎 グレイド (3.8) アレルギーと化膿菌混合感染症 抗アレルギー剤自動処方内服 耳道洗浄・抗菌剤・抗生剤適用 |
G.真菌感染 グレイド (3.9) 犬特有のカビの感染慢性症 ウッド灯検査・検鏡・培養検査 抗真菌剤・内服・塗布・防痒保護 |
H.マラセチア感染 グレイド (3.6) 犬特有の細菌感染・慢性化 酵母菌が主体感染・洗浄 殺菌・抗生剤・抗菌剤適用 |
I.性ホルモン減退 グレイド (3.6) 性ホルモン分泌不全が原因 去勢・不妊手術が原因 ホルモン補充療法が適用 |
J.寒冷凝集症 グレイド (3.7) 耳先端・血液凝固・組織壊死 自己免疫不全が体質にあり 抗アレルギー剤自動処方・銀軟膏 |
K.過角化症(自己免疫不全) グレイド (3.8) 免疫機能異常による疾患 抗アレルギー自動処方長期内服 銀軟膏・抗生剤軟膏気長に |
L.耳 血 種 グレイド (3.8) 耳の毛細血管変化・血行障害 初期は内服で治癒可能 此の状態では外科的処置が適用 |
![]() |
|||
M.耳孔結合織増殖 グレイド (3.9) 慢性外耳炎の放置した組織反応 外科的に増殖組織の摘出し 外耳道の温存を図る |
N.ビタミン欠乏症 グレイド (3.7) ビタミン欠乏が原因で起きる ビタミン剤の長期内服が効果 犬種・血統・食事・環境が関与する |
O.特発性脱毛 グレイド (4.0) 原因不明の脱毛症 原因究明が優先 治療は困難 |
P.組織球種 グレイド (3.5) 組織球細胞の肉腫 局所麻酔で切除する 再発・転移があり早期発見処置 |
皮膚科専門外来病院 更新月日 2014/03/15 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2014/03/15日号 通巻62号 鼻鏡・鼻梁 周辺の病変 当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする 最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用 キーワード 皮膚病 鼻鏡・鼻梁周辺の病変
各皮膚病は精密な検査に基いて診断が決定します 先ず正確な診断から正当な治療方針が採用されますので 診断を重視してください TOPページに戻る -----------------------------------------------------------------−−−−−−−−-- 皮膚科専門外来動物病院 2014/02/15日号 通巻60号 胸腹側面 当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする 最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用 キーワード 皮膚病 胸腹側面病変 No5 犬体患部皮膚病の部分別 特に胸腹側面の皮膚病変を選別しての解説
必要検査項目 寄生虫検査 疥癬 毛包虫 ダニ 蚤 シラミ 治療 各診断に適合する治療法を指示・解説・書面交付 指導 膿皮症に対し シャンプーの絶対禁止・散歩後の足洗禁止
散歩・運動は舗装した道路で繁華街(人や車の頻繁な道)を選んで散歩して視覚・神経の刺激を与え |
皮膚科専門外来動物病院 更新月日 2014/04/15
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
動物皮膚病図鑑 3-8 2014/04/15日号 通巻64号 眼の周辺 グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする 最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用 眼の周辺に限定した皮膚病について症例を解説します TOPページに戻る −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
皮膚科専門動物病院 2018/02/15日号 167号
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
四肢肉球(間)
皮膚病 四肢肉球の皮膚病のいろいろ ** 病態と診断
グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする
最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
--------------------------------------------------------------
![]() |
||||
1.A ハウスダストアトピー グレイド (3.2) 正常に近い初期症状で.舐める動作が目立つ・多くはこの時期にには皮膚病を伴はないので見逃す。 |
2B ハウスダストアトピー グレイド (3.4) 初期の炎症が進み・しきりに舐める、各所が赤くなり・掻くのが目立つ、此処で初めて愛犬の変化に人が気づく |
3C. 家庭ダニ症候群 グレイド (3.5) 中期の始まり、多くの人はこの時期に動物病院を訪れ診断・治療を受ける事が多い。 |
4D ハウスダストアトピー グレイド (3.6) 中期で飼い主が見逃す事が有る変化で、見逃すと皮膚病は進行し掻痒・脱毛が平行する。 |
5E ハウスダストアトピー グレイド (3.7) 中期で此の時期に診断・治療を正確に開始していればアレルギーのコントロールは可能な時期。 |
![]() |
||||
6F 家庭ダニ症候群 グレイド(3.8) 後期で肉球が肥厚を初め・体の各所にアレルギーの皮膚病変化が酷くなり、体臭増加・掻痒性も強く感じられる。 |
7G ハウスダストアトピー・グレイド (3.9)後期・肉球肥厚最悪期・アレルギーの慢性化しての腫れが進み治療・治癒が困難の時期になる。 |
8H ハウスダストアトピー・グレイド (4.0) 肉球の変化が回復不能の状態に悪化が進んで治療の対象には成らない最悪期の病態。 |
9I 毛包虫症(アカルス) グレイド (3.4) 感染初期で多くは見逃されることが多い、原因はステロイドの長期使用の副作用で毛包虫が増殖した結果。 |
10J . 毛包虫症(アカルス) グレイド (4.0) 感染重症に進んで・慢性化し色素沈着が全域に広がっている、多くは正確な診断せずにステロイドの弊害で発症する。 |
11K .マラセチア菌感染 グレイド (3.8) 慢性感染による膿皮症に分類するが、多くは皮膚の脂漏・肥厚・色素沈着等の病変が伴うもので慢性化が多い。 |
12L 中足骨膿皮症 グレイド (3.3) ・後足の主肉球の基部に細菌感染の化膿で慢性化が特徴で抗生剤・外科の効果が少く銀軟膏が有効。 |
13M 中足骨膿皮症後期 グレイド (3.6) 化膿菌の増殖に伴って膿胞の肥大が進行し、犬はびっこの歩き型をして痛がる・舐める動作が強い。 |
14N 中足骨膿皮症最悪期 グレイド (3.8) 膿胞が破裂して、頻回の舐性動作になり・治療は長期間を必要とする。 |
15O 特発性肉球角化症 グレイド (3.8) 原因不明の肉球面の硬化が進行する、原因の追及・診断が困難な変化。 |
![]() |
![]() |
|||
16P 肉球表面の角化亢進・グレイド (3.7) 飼育環境が関与しているか、ジステンパーに感染しての変化か鑑別診断が大切。 |
17Q 血管塞栓症 グレイド (3.8) 末梢血管の梗塞に因るもので原因の追及が難しい、異物・プラーク・フィラリア寄生等が起因となる。 |
18R 自己免疫不全初期 グレイド (3.8) 免疫不全が原因での皮膚病初期症状で免疫抑制剤の継続投与が早いほど効果的である。 |
19S 自己免疫不全中期 グレイド (3.8) 初めは膿皮症の初期に似た症状で多くは抗生剤を使うが効果がなく診断に苦しむ。 |
20T 自己免疫不全後期 グレイド (3.8) この時期に成ると全身の皮膚・被毛に変化がひどく成りステロイド・免疫抑制剤の長期内服が効果。 |
21U . 表皮過生成 グレイド (3.3) 皮膚の一部の細胞増殖が異常に増えて腫瘍に似た形状を形成するが、腫瘍・癌では無い。 |
22V . リンパ腫 グレイド (3.8) リンパ細胞の異常増加に基ずくもので、良性と悪性があり、病理組織検査により決定する。 |
23W . アポクリン腺癌 グレイド (3.5) 悪性主要に属するもので外科的に広域切除する事が大切で早期に処置すること。 |
24X .肥満細胞腫 グレイド (3.6) 悪性腫瘍に入るが初期・少数ならばステロイドの治療に反応するが、外科的切除にも適する |
25Y 肥満細胞腫悪性後期 グレイド (4.0) 此処まで増加すると外科的・内科的治療に抵抗して、多くは全身性に伝播して予後不良・安楽死。 |
当院が20数年間研究・試作の結果完成した四肢肉球間の
アレルギー性炎症用に開発した粘着銀軟膏・1日1-2回の
局所用塗布薬で炎症が消失致します。
但し 抗アレルギ−剤の併用が効果を促進します。
散歩から帰ったら足は洗はないで拭くだけにする、指間・肉球間に水が残り、アレルゲンが
付着し溶けて皮膚に侵入してアレルギーを誘発の原因になる・ただ拭くだけを推奨します。
(人も犬も哺乳動物で人は去勢しないのに・去勢はホルモン不全を起こします)
TOPページに戻る
−−−−−−−−−−−−
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
皮膚科専門外来動物病院 2015/02/15日号 86号
グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする
最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
背中 の皮膚病のいろいろ *
病 態 と 診 断
--------------------------------------------------------------
![]() |
||||
1A |
2B |
3C |
4D |
5E |
6F |
7G |
8H |
9I |
10J |
![]() |
![]() |
|||
11K 甲状腺低下症 グレイド (3.5) (甲状腺ホルモンT3の分泌低下がある) |
12L |
13M |
14N |
15O |
16P 尋常性天疱瘡 グレイド (3.9) (自己免疫性皮膚病・免疫不全で発症する難病) |
17Q 尋常性天疱瘡 グレイド (3.8) (自己免疫性皮膚病・免疫不全で発症する難病) |
18R 尋常性天疱瘡 グレイド (3.9) (免疫抑制剤・ステロイドが効果をするが長くかかる難病) |
19S 増殖性天疱瘡 グレイド (3.9) (自己免疫不全が原因の 慢性皮膚病で治療は長くかかる) |
20T 皮腺炎 グレイド (3.9) (自己免疫不全性で皮膚の皮脂腺分泌が異常に働く皮膚病) |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
皮膚科専門外来動物病院 2015/03/01日号 87号
下腹部 の皮膚病のいろいろ **
グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする
最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
病 態 と 診 断
1A ハウスダストアトピー初期 グレイド3.3 下腹部薄い桃紅色・ 舐性が観察できる |
2B |
3C |
4D |
5E |
![]() |
![]() |
|||
6F |
7G |
8H |
9I |
10J |
1K |
12L |
13M |
14N |
15O |
![]() |
![]() |
|||
16P |
17Q |
18R |
19S |
20T 蕁麻疹 グレイド3.3 食事性アレルギーで特殊な食事に反応する即時性アレルギー |
21U |
22V |
23W |
24X |
25Y |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皮膚科専門外来動物病院 2015/03/15日号 88号
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
内股部 の皮膚病のいろいろ **
グレイドとは皮膚病の重さを数値化して診断・治療の指針とする
最高を4.0とし2.8以上をコンピューター治療・処方に応用使用
病 態 と 診 断
![]() |
||||
A1 ハウスダストアトピー グレイド (3.5) 掻痒・舐性・桃紅色・炎症性を訴え来診する。 |
B2 ハウスダストアトピーグレイド (3.6) 病期が進み脱毛範囲の拡張・炎症の痕に薄い色素沈着開始
|
C3
|
D4
|
E5
|
![]() |
||||
F6 |
G7 |
H8 |
I9 |
J10
|
![]() |
![]() |
|||
K11
|
L12
|
M13
|
N14 脂 漏 疹・ グレイド (3.7) ) 雌性・甲状腺ホルモン不全の慢性化した場合とアレルギーの合併に見られる変化。
|
O15
|
![]() |
![]() |
|||
P16 |
Q17 |
R18 |
S19 医原性クッシング症候群 グレイド (3.4) 診断がつかずに。長く痒み止めのステロイドの長期使用の副作用で発現
|
T20
|
U21 医原性クッシング症候群 グレイド (3.8) ステロイドの副作用で肝臓が肥大化して腹部の膨満し乳腺の肥大。 |
V22
|
W23
|
X24
|
Y25 自己免疫性(紅斑性天疱瘡) グレイド (4.0) 生命の危険に及ぶ変化で治療効果が望めなくなる状態。
|
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
![]() |
||||
1A
|
2B
|
3C
|
4D
|
5E
|
![]() |
||||
6F 甲状腺ホルモン低下・・ グレイド (3.5) 特にT3ホルモンの低下が血液検査で確認出来る。
|
7G 毛包虫症(アカルス) グレイド (3.4) 軽度の毛包虫症(アカルス)感染で薄い色素沈着開始がある。
|
8H 毛包虫症(アカルス)・ グレイド (3.7) 慢性化した、栄養不足・ 被毛光沢消失の脱毛性の症状
|
9I
|
10J
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
11K
|
12L
|
13M アカントージスニグリカンス・ グレイド (3.9) 発症後4年以上経過している難治性変化。
|
14N
|
15O
|
16P 常同傷害・ 舐性皮膚炎・ グレイド (3.6) 精神・神経・飼育環境不全に随伴する自虐性 皮膚炎症状。
|
17Q 雄性ホルモン減退 グレイド (3.8) 医原性皮膚病 (去勢の副作用)全身性の ホルモン失調性の皮膚病。
|
18R
|
19S
|
20T
|
21U
|
22V
|
23W
|
24X
|
25Y 扁平癌・ グレイド (4.0) ) 悪性腫瘍の癌腫・発見次第に外科的切除を早急に実施する。
|
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当院は皮膚科専門の病院で他の科目は診療しないので皮膚科以外は受付致しません
![]() |
||||
1A
|
2B
|
3C アレルギー ハウスダストアトピー グレイド(3.5) 中度の広域脱毛と 桃紅色の炎症皮膚炎 |
4D
|
5E 苔鮮化症候群(慢性型)・ グレイド (3.5) 範囲が限定している古い・長い皮膚炎で発症する。
|
![]() |
||||
6F 苔鮮化症候群(慢性型)グレイド (3.6) 色素沈着した皮膚は厚く肥厚して堅くなっている。
|
7G 苔鮮化症候群(慢性型)グレイド (3.6) 色素沈着した皮膚は厚く肥厚して堅くなっている。
|
8H 毛包虫症(アカルス)・グレイド (3.7) 慢性化した、栄養不足 被毛光沢消失の脱毛性の症状
|
9I
|
10J
|
![]() |
![]() |
|||
11K 膿 皮 症
|
12L 疥 癬
|
13M 疥 癬 (疥癬虫の寄生) グレイド (3.7) アレルギーとの誤診でステロイド剤使用例。
|
14 疥 癬
|
15O
|
16P 去勢後 男性ホルモン失調性 グレイド (3.6) : 欠落した男性ホルモンの補充治療する。
|
17Q 類宦官症 (男性ホルモン脱落症) グレイド (3.5) 雄でありながら雌性ホルモンの分泌過剰症。。
|
18R
|
19S
|
20T セルトリー細胞腫 グレイド (3.9) 精巣(睾丸)に女性ホルモンを分泌する腫瘍細胞の増殖が原因。
|
![]() |
||||
21U
|
22V
|
23W
|
24X
|
25Y 類天疱瘡 |
1A
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド (3.5)
肛門から尾裏の炎症性に慢性色素沈着
2B
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド (3.7)
尾の付け根・脱毛・炎症・肥厚・掻痒・臭気
3C
甲状腺ホルモン低下・
グレイド (3.4)
被毛の色素脱落・乾燥・広域に発生・掻痒性の増加4D
膿皮症・
グレイド (3.4)
飼育環境の悪化・脂漏・シャンプーなどで細菌感染・伝播が発生
5E
膿皮症・
グレイド (3.7)
尾脂皮腺亢進・脂漏性・湿潤に起因する細菌感染が増悪する
6F
膿皮症・
グレイド (3.8)
慢性疾患に付随する細菌感染が広域に伝播し掻痒・舐性の亢進
7G
尾腺亢進・
グレイド (3.2)
尾腺分泌の亢進の現象による舐性・裂毛・舐性・痂皮が
発生。
8H
尾腺亢進・
グレイド (3.3)
尾腺分泌の亢進の現象による舐性・裂毛・短毛域の拡大
9I
尾腺亢進・
グレイド (3.4)
尾腺分泌の亢進で円形に形成する典型的変化・発毛困難
10J
尾腺亢進・
グレイド (3.6)
尾腺分泌の亢進現象による舐性が尾の表面に普及する延長性
11K
脂漏疹(尾表面)・
グレイド (3.8)
慢性皮膚炎の後遺症として皮脂分泌の過剰は燐屑多過
12L
脂漏疹 (尾裏面)・
グレイド (3.5)
慢性皮膚炎の随伴症として皮脂分泌の過剰は燐屑多過
13M
ビタミン欠乏症・
グレイド (3.4)
ビタミンE・F剤の吸収低下又は欠乏に起因する脱毛症
14N
ビタミン欠乏症・
グレイド (3.6)
ビタミンE・F剤の吸収低下又は欠乏に起因する脱毛症
15O
偽クッシング症候群・
グレイド (3.8)
成長ホルモンバランス失調に起因する特異症
16P
偽クッシング症候群・
グレイド (4.0)
成長ホルモン生産・分泌失調に起因する特異症
17Q
苔鮮化症候群・
グレイド (3.5)
慢性皮膚疾患に付随する皮膚肥厚・脂漏・色素沈着
18R
苔鮮化症候群・
グレイド (3.9)
慢性皮膚疾患に付随する重篤な皮膚肥厚・脂漏・色素沈着
19S
毛包虫症(アカルス)・
グレイド (3.4)
皮脂分泌の皮膚は毛包虫の繁殖が容易な場所
20T
毛包虫症(アカルス)・
グレイド (3.6)
犬全体に毛包虫に感染していた、検査不十分例
21U
毛包虫症 (アカルス)・
グレイド (3.7)
犬全体に毛包虫に感染を見逃していた、検査不十分例
22V
疥癬(カイセン)・
グレイド (3.4)
感染中度の皮膚炎で炎症・掻痒強く・舐性も強かった
23W
疥癬(カイセン)・
グレイド (3.8)
全身に感染が広がり同居犬にも感染が有った栄養低下
24X
疥癬(カイセン)・
グレイド (3.9)
全身に感染して炎症・掻痒が激しかったステロイド錠投与あり
25Y
常同傷害(自虐性・神経性)・グレイド (3.7)
孤独な飼育環境での神経障害(ノイローゼ)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皮膚科専門外来動物病院 2015/05/15日号 通巻92号
1A
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.3)
桃紅色の炎症・舐性・掻痒性は初期症状・舌下減感作療法が有効
2B
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.4)
舐性に依る脱毛性・桃紅色の炎症・舐性が強くなる・舌下減感作療法が有効
3C アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.4)
舐性に依る脱毛性・桃紅色の炎症に皮膚の肥厚が発症・舌下減感作療法が有効
4D
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.5)
舐性に依る脱毛域の拡大性上方向に進行・皮膚厚みの増加・慢性型
5E アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.5)
舐性に依る脱毛域の皮膚肥厚して皺襞形成開始・長期治療を必要とする
6F
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.6)
舐性に依る脱毛域の皮膚肥厚して炎症性痕に色素沈着開始する・炎症を放置する
7G
アレルギー・
ハウスダストアトピー・
グレイド(3.6)
炎症・舐性に依る脱毛域の拡大は内股に延長する亜急性型・消炎剤の効果が期待
8H
常同障害(神経障害)
グレイド(4.0)
飼育環境の不全・飼い主との接触低下に依る不満が神経障害に移行して発症・患犬とのコミニケイションで改善
9I
甲状腺低下・不全・
グレイド(3.3)
甲状腺ホルモン特にT3ホルモンの生産・分泌不全が関与して発症・転換酵素不全が原因
10J
急性湿疹・
グレイド(3.6)
気候・温度・湿度の急激な変化が突然に発症するが短期間に治癒する・抗アレルギ−剤を推奨する
11K 蕁麻疹・
グレイド(3.4)
薬物・食餌・接触性の即時反応するアレルギー体質が誘引となる・多くは短期間に消退する
12L
偽クッシング症候群
(別名・アロペペシアX)
グレイド(3.9)
成長ホルモン生産・分泌不全で犬種・血統・遺伝が関与し脱毛・色素沈着が主な変化で長期間の治療が必要
13M
皺襞性皮膚・
グレイド(3.9)
特定の犬種・肥満タイプ・皮下脂肪の増加が起因する脱毛と軽い炎症性が特徴・根治は困難
14N
不妊手術後変化・
グレイド(3.5)
卵巣切除に起因する卵巣ホルモンの生産・分泌の欠除となり更年期障害に分類出来る・卵巣ホルモンの補充
15O 不妊手術後変化・
グレイド(3.6)
卵巣切除に起因する卵巣ホルモンの生産・分泌の欠除となり更年期障害・脱毛域の拡大・卵巣ホルモンの補充
16P
苔癬化症候群・
グレイド(3.4)
発症原因は別で症状名・皮膚の慢性炎症の結果色素沈着・皮膚肥厚となる・色素沈着除去剤の塗布
17Q
苔癬化症候群・
グレイド(3.5)
発症原因は別で症状名・皮膚の慢性炎症の結果色素沈着・皮膚肥厚・皺襞となる・色素沈着除去剤の塗布
18R
苔癬化症候群・
グレイド(3.6)
発症原因は別で症状名・皮膚の慢性炎症の結果色素沈着・皮膚肥厚・皺襞が進行する・色素沈着除去剤の塗布
19S
苔癬化症候群・
グレイド(3.7)
発症原因は別で症状名・皮膚の慢性炎症の結果色素沈着・皮膚肥厚・皺襞が極度に進行・色素沈着除去剤の塗布する
20T 慢性脂漏・鱗屑性・
グレイド(3.7)
炎症性が軽いが・鱗屑の増加が顕著な変化・鱗屑除去剤の塗布を連用
21U
カンジダ症
(皮膚酵母菌感染)
グレイド(3.6)
消化器性感染菌が皮膚・粘膜部に増殖して軽度の皮膚病を起こす・抗真菌剤の塗布薬と内服
22V
疥癬症
(カイセン虫の寄生
グレイド(3.4)
感染中期で掻痒・脱毛性は限定している・この時期なら治癒が早い・殺ダニ剤の内服・薬浴
23W
毛包虫症
(別名アカルス)
グレイド(3.5)
外陰部から肛門・尾の裏側にかけて乾燥しない部位に感染が広がる・殺ダニ剤の内服・薬浴
24X
毛包虫症
(別名アカルス
グレイド(3.7)
感染から大分経過が長い症状で色素沈着が進んでいる治療は長く罹る・殺ダニ剤の内服・薬浴・色素沈着除去剤の塗布
25Y 自己免疫不全
(全身性紅斑性狼瘡)
グレイド(3.7)
全身性に発症する紅斑と糜爛・脱毛・炎症性で元気沈滞する予後が悪い・所謂難病に分類
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−