26.家 庭 ダ ニ 症 候 群

             ダニ・アトピー  (ダニ・アレルギー)

      四肢末端指背と肉球から全身性のアレルギー性慢性型難治性炎症
   
家庭ダニの寄生が原因で普通の抗アレルギ−剤の治療に反応が薄い・慢性皮膚病

     病態各ステイジの写真集  自己診断の資料として 患犬と比較して見る

 
初期は四肢指先・肘・眼周・口唇・顎・頸・下腹・内股から全身に慢性的に炎症・脂漏が拡大する

  初めはステロイドに反応するが、次第に効かなく・酷くなり写真の様に悪く展開する

  適切な複合処方内服・ビタミン・薬浴・塗布薬・(抗生剤は無効)環境改善・食餌指導・運動管理する

  
ステロイド剤の投与は最低限必要・体重1kg当たり0.13mg以上を投与してはならない。


   
 以下の写真は家庭ダニ・アレルギーの各病期階層の皮膚変化を提示


検査と近似皮膚病
   皮膚外部寄生虫 (毛包虫・疥癬虫・
イエダニ) 真菌 (糸状菌・マラセチア)
 
アレルギー (ハウスダストアトピー)  脂漏性皮膚炎 膿皮症 舐性皮膚炎 アカントージス

診断 発症原因
(家庭ダニ)に由来する

治療 診断原因に対する 内服 薬浴 外用塗布薬 環境改善 (抗生剤は不要)
    
   
DCP5又はMMLの指定希釈溶液で1日2回外用塗布後10分散歩の反復継続

   
効果発現には30-45日後に産毛・細毛の発生で効果・確認可能

予後 原因の除去で良くなる 再発防止に留意

指導 原則的にシヤンプーは禁止(皮膚バリアの破壊・アレルギー物質・細菌の侵入助長)

    飼育環境の清掃・消毒で改善  食餌の内容再検討



    上記写真20枚に該当するならば早く治療を・正確な診断・正しい治療が大切 


    遠方でお困りの方は画像・メール診断・セカンドオピニオン可能・詳細はTOPページに
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    2016.04.15  更新日                 通巻(113号) 

          家 庭 ダ ニ & ハウスダストアトピー
  
イエダニ が原因のアレルギーを発症する変化に富んだ皮膚病群

  
初期・中期・後期と分類すると皮膚病の変化が異なり、随伴する(合併)原因に依り皮膚症状の変化が
   

    診断・治療・予後の判定か゛難しい皮膚病とされる・ 誤診断・誤治療が発生率の高い症候群

    今回は其の一部で有る症状群例を紹介します

    プロフィール
       フレンチブルドッグ 避妊手術済 1歳 9.5kg 栄養 良生後 半年で不妊手術をする
     
6ヵ月前に四肢指間・眼瞼周囲の炎症・着色で

   近医で毛包虫の診断で治療するも、悪化で転医するとマラセチア皮膚感染症の診断で治療するが回復せず、
   再転医して診断名無しで抗生剤・ステロイド・半錠を毎日内服
2週間隔でシヤンプーするも経過が悪化するので・転医・来診する。

      1 過去3軒の診断・治療が不適切で悪化していた

   註2 ハウスダストアトピーの診断が出来ずで皮膚病が悪化する

     来 診 時 の 写 真  5

A眼瞼周囲・上口唇・左右対症・桃紅色に炎症はハウスダストアトピーの特徴

B腋窩・前胸・肘前面の左右対症・桃紅色に炎症はハウスダストアトピーの特徴

C下腹・内股の軽度の桃紅色に炎症はハウスダストアトピーの特徴

D前足・指背・指間の炎症性桃紅色着色は舐性過度に依るハウスダストアトピーの特徴的変化

E両後足・指間の炎症性桃紅色着色は舐性過度に依るハウスダストアトピーの特徴的変化

                         
        治 療 開 始 後 1 ヵ 月 経 過 の 写 真 5 枚
   註  4時間掛けて遠方から来診した甲斐が在ったと飼い主様はよろこんでいた

F眼瞼周囲・上口唇・左右対症・桃紅色に炎症は消失して正常化する

G腋窩・前胸・肘前面の左右対症・桃紅色は消失している

H下腹・内股の軽度の桃紅色に炎症は消えて良好

I前足・指背・指間の炎症性桃紅色着色・舐性は減退して薄くなっている

J両後足・指間の炎症性桃紅色着色は減退して改善の方向を示唆

  検査 甲状腺ホルモン T3の低下  血液好酸球数の増加

  診断 ハウスダストアトピー 家庭ダニ症候群

  治療 ハウスダストアトピーのコンピューター処方 13回分服

     家庭ダニの駆除・12回の干渉薬浴

  指導 ビタミンA Eの内服継続 シヤンプーは禁止する

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    2016.03.15  更新日                 通巻(112号) 

          家 庭 ダ ニ 症 候 群
  
イエダニ が原因のアレルギーを発症する変化に富んだ皮膚病群

  
初期・中期・後期と分類すると皮膚病の変化が異なり、随伴する(合併)原因に依り皮膚症状の変化が
   

    診断・治療・予後の判定か゛難しい皮膚病とされる・ 誤診断・誤治療が発生率の高い症候群

    今回は其の一部で有る症状群例を紹介します

    プロフィール
        柴犬 避妊雌 12歳 10.8Kg 栄養 +

10年前からアトピー性皮膚病で近医で治療を継続していたが皮膚病が改善せず、シヤンプーを11回励行したが

    次第に皮膚病が悪化するのでホームページを見て転医来診した。

                     初  診  時  の  写  真

A 眼周囲・頸下・腋窩の炎症性桃紅色・色素沈着が著明は慢性経過を示して、被毛は乾燥性・体臭は脂漏性 B 前肢の脱毛性・炎症性・色素沈着・掻痒・舐性は家庭ダニ症候群の典型的パターンを示している C 後足尖端部分も前肢と同様の皮膚変化が起きているのはやはり家庭ダニ症候群と理解して良い D 後足の踵近辺の皮膚変化は慢性の家庭ダニ症候群に依る変化と理解している

               治 療 2 カ 月 後 の 写 真

E 皮膚の炎症性が良くなり脂漏臭が減少してきた、また掻痒性の底下が目立つてきた

F 前肢四端の炎症・色素沈着部分の縮小・発毛部の拡大・舐性・掻痒性の減退が明確化

G 下腹部・内股・指尖部の炎症・舐性の減小が明白となる

H 踵部分の炎症性・色素沈着消失・発毛顕著・大腿後面の被毛豊富となる

 :検査 一般血液検査で蛋白質の低下があり・ホルモン検査で甲状腺ホルモンT3の低下・並びに副腎ホルモンの低下があった

 診断 慢性アレルギー性家庭ダニ症候群性  随伴するシヤンプー過剰症

 治療 四肢末端や炎症部分にはDCP512回の外用塗布後10分の散歩で乾燥させ舐性の防止策 

   抗アレルギ−剤のコンピューター処方 
13回分服

     ビタミンA E13回分服の励行

 指導 シヤンプーは禁止(皮膚バリアの破壊・アレルギー物質・細菌の侵入助長)、

     食餌の内容改善と
13回に分けて給餌する

        掃除機は念入りに掛けて家庭ダニとダニ糞を清掃・除去をする

                                                                    TOPに戻る
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     2016.02.15 更新日                        通巻(110号) 

          家 庭 ダ ニ 症 候 群
  
イエダニ が原因のアレルギーを発症する変化に富んだ皮膚病群

  
初期・中期・後期と分類すると皮膚病の変化が異なり、随伴する(合併)原因に依り皮膚症状の変化が
   

    診断・治療・予後の判定か゛難しい皮膚病とされる・ 誤診断・誤治療が発生率の高い症候群

    今回は其の一部で有る症状群例を紹介します

    プロフィール

   ウエステイー 去勢雄 11歳 5.4kg

   生後7カ月で去勢する、3歳時に四肢末端・体側・膝の脱毛・掻痒の皮膚病が始まり近医でアレルギーの診断で

    減感作療法をしたが効果が無く・転医来診した。

   当院の抗アレルギ−剤の処方13回分服で体側・膝のアレルギーは正常化するが四肢尖端・指間の炎症・

   肥厚・色素沈着は治癒しない状態が数年継続。


         DCP51000倍液塗布・薬浴前の四肢

A1 後足指尖部に家庭ダニの寄生・侵襲の継続で脱毛・炎症・掻痒・舐性顕著な症候

A2 前肢指尖部のダニの寄生・侵襲の継続で脱毛・炎症・掻痒・舐性顕著な症候

A3後足側面の踵までの広域のダニの寄生・侵襲の継続で脱毛・炎症・掻痒・舐性顕著な症候

A4 両後足対症的に広域のダニの寄生・侵襲の継続で脱毛・炎症・掻痒・舐性顕著な症候

         DCP51000倍液塗布・1カ月薬浴後の四肢

B1 A1と比較すると殺ダニ干渉薬液の効果が発現して消炎・微発毛・舐性・色素沈着が薄れている

B2 A2と比較すると1カ月で治療効果が素人でも明らかに改善されているのが確認出来る

B3 A3と比較・炎症部分の縮小・色調の好転微発毛があり舐性の減少が著明になり飼い主が喜ぶ

B4 A4との比較でDCP5の薬用塗布薬の効果が証明でき素人眼にも改善が明白と成っている

  検 査

  患部の掻爬屑からチリダニ類の検出 飼い主宅の塵埃からチリダニ類の検出

  診 断

  通常の抗アレルギ−剤使用で足指尖部の皮膚変化が好転しない患犬

  DCP5干渉剤の外用で好転する 殺ダニ剤 ネグホン フロントライン バルサン燻蒸を3週間間隔で称する

   治 療

  通常の抗アレルギ−剤の内服継続使用

  DCP5干渉剤の外用塗布薬の継続使用

   指 導

   飼育環境の調整 高温・多湿を避ける 毛布 布団 敷物 清掃 日光乾燥
                                                                     TOPに戻る

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           2016.02.01 更新日                        通巻(109号) 

          家 庭 ダ ニ 症 候 群
  
イエダニ が原因のアレルギーを発症する変化に富んだ皮膚病群

  
初期・中期・後期と分類すると皮膚病の変化が異なり、随伴する(合併)原因に依り皮膚症状の変化が
   

    診断・治療・予後の判定か゛難しい皮膚病とされる・ 誤診断・誤治療が発生率の高い症候群

    今回は其の一部で有る症状群例を紹介します


    プロフール
        柴犬 雄 6歳 9kg 栄養 中

3年前から四肢尖端・肉球・顔面・口唇・頬・眼周囲・腋窩・頸下前胸・下腹・内股・膝・踵と全身的に炎症・

脱毛性と掻痒性が激しく近くの動物病院で診察を受け、シヤンプー・ステロイド・処方食フードを指導されたが

悪くなるので転医し来院した。

         初 診 時 の 病 状 写 真

A ハウスダストアトピー特有の顔貌・眼周囲炎症が特徴的・炎症性・掻痒性・脱毛性・色素沈着等が診断要因指標 B 頭部側面目尻から耳にかけての炎症性・掻痒性・脱毛性と同様病状の上口唇の変化が特徴 C両前足の背面の炎症性・掻痒性・脱毛性・色素沈着等が家庭ダニ症候群との重要診断項目・要因となっている D両後足尖端背面の炎症性・掻痒性・脱毛性・色素沈着等が家庭ダニ症候群と診断する重要な条件とする可能な病態

E 両踵付近の炎症性・脱毛性はハウスダストアトピーの疾病変化と見る家庭ダニ症候群との診断する注目点

 

               治療7カ月後の改善した写真

F 治療効果発現した頭部で皮膚の変化は見られない程に改善している・正常像 G 上下口唇・顎の尖端に未だに軽傷の疾病変化と見るが掻痒性を僅かに観察する H 家庭ダニの駆除が完了すると微細な産毛の発生が始まり・効果が進むと毛が伸びて皮膚の炎症も減退する I 此処まで被毛が復元するには短くても4カ月から半年を掛けないと復元しないから気長に内服・外用を継続する J 初診時と比較すると治療効果が明らかになり・飼い主は喜ぶ状態になる

 検 査 皮膚掻爬検査 毛包虫(陰性) 疥癬虫(陰性) 家庭ダニ(陽性)

      一般血液検査 特に異常無し ホルモン検査 fT3の低下 他は正常 

 診 断 ハウスダストアトピー・家庭ダニ症候群・グレイド(3.6

 治 療 ・グレイド(3.6)のコンピューター処方 13回分服 

     ビタミンA EF 13回分服 DCP5のダニ干渉薬の塗布を継続する

     毎月1回はバルサンの燻蒸・ダニアースを継続して家庭ダニを駆除する

 経 過 治療初期には顔・四肢の皮膚変化は改善が遅かったので、家庭ダニの殺虫剤と干渉剤の外用

     DCP5又は の外用 塗布剤の連用で四肢の変化は急速に改善良好な皮膚になった。

 指 導 

   シヤンプーは禁止(皮膚バリアの破壊・アレルギー物質・細菌の侵入助長)

   掃除機は念入りに掛けて家庭ダニとダニ糞を清掃・除去をする

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