24 食餌アレルギー (即時反応型)

食餌アレルギー 
即時反応型 (アレルギーの5%以内)
遅延反応型 の2種類がある 
(ハウスダストを含んで90%以上)

食餌アレルギー 即時反応型は極めて少ない、
アレルギー検査で食餌といわれ 除去食フードでアレルギーは治らない
次に別の除去食フードを勧められた アレルギーは治らない、
此ら例が非常に多くありますその理由はアレルギーの判別診断が
正確でなかったからで(フードを変えても治らない)

真正の食餌アレルギー 即時反応型を紹介します
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皮膚科専門外来動物病院 2015/07/15日号 96号   

アレルギー体質 食餌性アレルギー 即時型アレルギー 掻痒・炎症が極度に強い
 
病 態 と 診 断

脱毛 強い掻痒性 桃紅色炎症 雲脂 体臭あり 性質非温和性 

眼瞼周囲 上口唇 下顎 耳介外面 肘前則面 腋窩広域 頸下面 四肢前面

指間 肉球間 前胸 下腹 内股 踵周辺 肛門周囲 大腿後面 尾 

背中以外は全般に食後10-20分後に変化顕著に出現し、それ以外は食欲元気平常

牛 豚 砂肝 米飯 シイタケ ロイヤルカナン等の食後皮膚発赤・掻痒反応

鳥のササミに対してアレルギー反応無し

前医は診断名付けず シヤンプーを7日に1回を指示したのみ

真性の食事性アレルギーは非常に発生が少ない症例で、

めったに診察例なく珍しい
初診時の皮膚変化
  
グレイド (3.9)と診断した

         

A  眼瞼周囲の炎症性脱毛が特に食餌後が酷く赤くなり痒くなるのが亢進する

B体側・背中には脱毛性の変化が少なく、四肢に炎症・脱毛が酷い

C左右対称性に病変が出るのがアレルギー体質の特徴

D顎の下・頸の下から胸にかけて食餌後に痒みと赤みが増える

E両側の脇の下が炎症性・脱毛性・掻痒性が食餌後が酷くなる

F下腹部・内股・四肢指間も食餌後が極端に酷くなる

G肛門周囲・踵から足先に掛けて痒みと赤みが増える

H前肢後面から左右胸則の炎症・脱毛・掻痒・軽い浮腫が有る

I背面には皮膚・被毛の変化が現れない

J頸から肩にかけての比較的軽い皮膚反応

K 膝から踵の裏表が皮膚反応が重度に出現している

L 眼瞼周囲と上口唇はアレルギー反応が一番現れ易い場所

M 肘の内側はアレルギーが直ぐに反応し仲々消えず慢性化する部位

N 肘の内側から足先に掛けての強い炎症で痒みが

O 飼い主の観察で即時アレルギー反応が出る食餌の種類


検査    好酸球数 264 一般血液検査無し

診 断    稟告 視診 現症 で食餌性アレルギー 診断する

治 療   食餌反応が有る食物のリストを作り除去食で飼育する

 抗アレルギ−処方(コンピューター処方)・体重比グレイド(3.9)で

 1日3回内服を継続する ビタミンA.EF(皮膚代謝改善)

  食餌は高タンパク食を13回に分けて消化・吸収を助ける。

指導   広範囲の食餌リストを作成して暫くは反応陰性食餌に限定する

 皮膚変化が消失してから寛容食餌療法を開始する

後記 真性食餌性アレルギー例30数年間に数頭のみ此の5年間で初の症例

シヤンプーは禁止(界面活性剤が皮膚バリアの破壊) 

散歩(舗装した人車の繁華街・脳中枢を刺激してホルモン生産・分泌を促進)

 足洗い禁止 拭くだけにする

食餌 ドックフード半分・人の食餌(味付け)半分を13回与える

ドックフードが出来る前は犬は何を食べていましたか  ? 再考が必要

 内服薬は飼い主の判断で内服変更は再発を誘発し悪化するので禁止

正確な診断が無ければ・正確な治療は出来ません

   あくまでも診断が大切です

シャンプーは皮膚を痛めます 界面活性剤 は皮膚病を増悪するので気をつけましょう

(人も犬も哺乳動物で>
人は去勢しないのに,犬猫の去勢はホルモン不全を起こします)

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 ア レ ル ギ ー 治療・処 方 の 解 説
アレルギーは2−3の薬では治りません 下のコンピューター処方を使用します
コンピューター処方の優れた威力(瞬時に正確に計算)を以下に解説します。
電卓では8−10分掛かり 計算間違いが起こり易いのです

       

     
     此のコンピューター処方プログラムは

患犬の体重・病気の重さ・処方日数、3条件を入力するだけで1秒以内で処方完了
アレルギーには最低(黄色の)10種類の薬品をグレード(病気)の重さに比例して処方します
去勢・不妊・甲状腺等のホルモン不全が有れば、ホルモン失調を補充します
肝臓・腎臓・膵臓等の食餌バランス不全があればろ、それぞれ適応薬品を追加します
用量はコンピューターが体重と病気の重さ処方日数で自動計算して処方を表示します

これら多くの皮膚病専門の薬品を揃えている動物病院で診断・治療をして下さい。


 人の知識には限度があり、全科目を一人で診察するは危険で人医は科目別に分かれて診療

 愛犬の為に近隣の皮膚科専門の動物病院を探して診断・治療を受けましょう




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